突然ですが、人生は分岐の連続です。ゲームの世界もまた、分岐の連続です。
好きな子に勇気を出して告白しなかった現実が分岐の一部であれば、
選択を誤ったために殺人犯に殺されてしまう結末もまた、分岐の一部です。

自分の過去作品を顧みると、そんな分岐要素の多くない作品が目立ちますが、
本当は様々な分岐を表現してみたいと思っていたりします。

いつやるとは具体的に言えませんが、自分の頭の中にはNTR系のお話も存在していて、
「ここはこうなるとドキドキするな~」とか
「こういう終わり方があってもいいよな~」
なんて思いが渦巻いています。

簡単に言っちゃえば、かわいいヒロインがチャラい男の方を好きになってしまう展開も、
NTRの醍醐味と言っていいほどゾクゾクして興奮しますし、
その一方で、ヒロインとの幸せな結末を迎えたいとも思うわけです。

なんていうか、ものすごく身勝手な事を言うことになるんですが、
可愛いヒロインって、汚されてほしいという気持ちがある反面、
自分の手で幸せにしてやりたいなんて思っちゃうんですよね(;^ω^)

いつか、そういったBADな面やGOODな面を表現できるようになりたいって思います。



そうそう、話は思いっきり脇道に逸れてしまうのですが、
「分岐」というテーマから、僕が心から尊敬しているゲームについて
お話してみようかなって思います。

【街 ~運命の交差点~】(以下、【街】)というゲームをご存知でしょうか?
セガサターンやプレステで発売されたサウンドノベルなんですが、
僕はこのゲームがいろんな面で大好きです。

このゲームを制作したのは【弟切草】や【かまいたちの夜】で有名な
チュンソフトさんなんですが、この作品はそんなサウンドノベルシリーズの
第三弾に当たる作品だったんですね。

【弟切草】にキャラクターの立ち絵はなく、
【かまいたちの夜】の登場人物はシルエットで表現され、
【街】においてはなんと実写という挑戦的な内容となっています。

その存在を知った当時の僕からすると、実写というのは
マイナスイメージしかありませんでした。
「ゲームに実写はありえないでしょ」
というのが、僕の当時の価値観でした。

特に論理的な理由が説明できるわけではないんですけど、
実写はゲームにそぐわないというか、ゲームの世界に使うとなると、
どうしても嘘くさくなるのではないかと思ったんですね。

でも、【弟切草】も【かまいたちの夜】も大好きだった僕にとって、
チュンソフトのサウンドノベルシリーズ第三弾という事実は、購入するのに十分な理由でした。

それで、この【街】なんですが、この当時としてはかなり斬新で、
作る側としても色々とめんどくさそうなシステムなんですが、
「ザッピング」というシステムを採用しているんですね。

要は、主人公が複数存在していて、Aの主人公が選択した行動によって
Bの主人公が先のシナリオに進めたり、
あるいは強制的にバッドエンドとなる仕組みなんですね。

これが、この【街】を語るうえで欠かせないシステムであり、醍醐味なんです。
ゲームのタイトルにも存在する「運命の交差点」とはまさによくいったもので、
ある主人公の行動がきっかけで、他の主人公の人生をめちゃくちゃ変化してしまうんです。
その変化した人生のほぼすべては正規ルートでない限りバッドエンドなんですが、
そのバッドエンドですらネタが豊富なため、思わず集めたくなってしまう出来です。

笑いあり、涙あり、ホラー要素あり、しかも伏線回収にビックリさせられる場面も多く、
気が付けば実写である事にも慣れ…いや、実写だから良いんだと思うようになりました。

誰かがとった些細な行動が、他の誰かの人生を小さく、または大きく変化させる。
それはこの世界でフツーに生きてる僕たちだって同じで、
自分のとった何気ない行動が、
見知らぬ誰かに勇気や喜びを与えているのかもしれないんですよね。
その逆も与えているかもしれない…とか、そんなのは考えない!( ゚Д゚)



…とまぁ、【街】というゲームについて軽めに語ってしまいましたが、
僕はこのゲームが本当に大好きです。
ゲーマーとして楽しめる部分が多いことはもちろん、
ゲームを作る人間として見習いたい部分もたくさんあります。

僕は好きでエロい作品を作っているのですが、こういった分岐要素を自身の作品にも
表現できるようにしたいですね。

たとえば…主人公A(女)と主人公B(男)がいたとして……

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▼主人公Aの視点
電車の扉が開くと同時に、大勢の人が降りて行った。
私もその波に呑まれながら歩き、なんとか改札に繋がる階段の前までやってきた。
できれば楽をしたいのでエスカレーターを利用したいのだが、
エスカレーターには長蛇の列ができており、上に着くまでに時間がかかりそうだ。
(どうしよう…)

 A.「混んでいてもかまわない」私はエスカレーターを利用することにした。 
⇒B.「ちょっと急いでるから…」私は階段を上がることにした。

(待ってても時間が掛かるだけだし、仕方ないよね…)
私は階段を上がり始めた。



▼主人公Bの視点 
 俺が降りる駅に着くと、他の人たちも大勢降りて行った。
何をそんなに急いでいるのかは知らないが、我先にと走っている。
(んな急いだってしゃーないだろ…)
俺は心の中でそう呟き、ホームの椅子に座って人が空くのを待った。
ちょうどいい頃合いになったところで歩き出し、改札に続く階段の前まで来ると、
エスカレーターに乗ろうとしている人たちが並んでいる。
(やれやれ、そこまでして楽したいかね)
俺は空いている階段を上がることにした。
(あっ…)
ふと、階段を上がろうと上を見ると、スカートを履いた女性が上がっているところだった。
もう少しでスカートの中が見えてしまいそうな際どい高低差に、俺は行動を迷った。

A.(何考えるんだ、バカバカしい)俺はさっさと上がることにした。
B.(もうちょっと…)俺はその場で立ち止まり、彼女のスカートの中を見ようとした。

TO BE CONTINUED… 
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……なんていうのはどうでしょうか!?
これ、女の子の行動が男に影響してるんだから、立派なザッピングですよね!? ね!?
…はい、クソですね。すいません(;'∀') 

まぁ、今は自分自身がいろんな面において未熟で、
なかなかうまく表現できない箇所もありますけど、
いつかはこんなふうに、町中に存在する様々な男のロマンをドラマチックに
表現できるようになりたいですね。(*^▽^*)